ミームコインとは
ミームコイン≪meme coin≫とは、インターネット上のミーム=ジョークをモチーフにした暗号通貨のことです。
ミームという言葉は≪Internet meme≫というSNSやインターネットを通じて広がる考えや行動・スラングを意味しています。
いわゆるインターネットで広がっているのネタ画像や動画などと言った方が分かりやすいかもしれません。
ちなみにミームコインは草コインと呼ばれることもありますが、意味は同じです。
草コインですが、その由来は所説あるようです。
草コインは英語で≪shitcoin≫と呼ばれていて、日本語訳すると≪糞コイン≫となるため、それが派生して草になったという説があります。
他にも、ネットスラングで❝w❞と書いて❝笑う❞という意味が含まれることはご存じでしょうか?
❝w❞は、見た目が草に似ていることから❝草❞と呼ばれています。
そこで❝笑ってしまうほど価値が低いコイン❞という意味として草という名が着いたという説もあるそうです。
有名になったミームコイン
モナコイン(MONA)
日本で有名になったものだと❝モナコイン❞が代表的です。
モナコインは、日本の電子掲示板サイト‹5ちゃんねる(旧:2ちゃんねる)›で、Mr.Watanabe(わたなべ氏) を名乗る人物によって開発されました。
モナコインは、アスキーとアートのキャラクター‹モナー›をモチーフにしています。
当初は<モナーコイン>と呼ばれていましたが、モナコイン(MONAコイン)の方が定着しています。
特徴としては、送金スピードが速く、短時間で決済が叶う点は注目されており、世界で初めて<Segwite>を実装したコインになっています。
当初から電子掲示板やブログ、Twitter上でも<投げ銭>が展開され、モナコインで決済出来るオンラインショップや国内実店舗も現れ、決済手段としても利用価値の上がっているコインです。
ドージコイン(DOGE)
2023年4月にはX(旧:Twitter)のあのアイコンの青い鳥からドージコインに変わって話題になりました。
そう!イーロン・マスク氏が言及したことがきっかけで有名になったコインです。
ドージコインは、当時人気だった柴犬の画像のミー≪Doge≫をモチーフにして、仮装通貨全体への風刺の為に作られました。
DOGEは、決済のスピードが速いのが特徴的です。
ビットコインで10分程度なのに対して1分程度と非常に速いです。
さらに送金手数料も比較的安価なので、従来の問題点とされていた部分が改善されているのです。
また、自動車メーカーのテスラ社や、Gucciなどでも決済出来るようになっており、
ミームコインの概念を破るような成長を見せています。
柴犬コイン(SHIB)
DOGEと並び有名なコインになりつつあるSHIB。
2021年には、約50万倍もの価格上昇を記録し話題になりました。
Shiba Inuのエコシステムでは、SHIB以外にも「LEASH(首輪)」「BONE(骨)」というトークンがあります。
また、独自のレイヤー2ネットワークとなる「シバリウム」を開発しており、
メタバースプロジェクトにも取り組んでいる、
ミームコインの特徴
【1】コミュニティ重視
ミームコインは、遊び心にあふれたものが多く、他の暗号通貨よりもトレンドを集めやすいという特徴があります。
また、機能性というよりコミュニティを重要視していることが多く独自のコミュニティが設立されているコインがほとんどなんです。
【2】発行枚数に上限がない
発行枚数に上限が無く、多くのミームコインが取引されています。
そのためコイン1枚に対する価値が低いので少ない資金でも大量にコインを保有することが出来ます。
その価格というのも1円以下とされるものが多いのです。
【3】価格変動が大きい
ミームコインの場合、投資目的より投機で目的の方も多く、短期で売り抜き前提で取引されることが多いのです。
トレンド通貨というだけあって話題になると一気に爆上がり!なんてこともあれば、急に大暴落もありえるのです…
大きな利益を生む可能性もあるのですが、リスクもあるコインになります。
不明点があれば、公式LINEからご質問ください